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Kimura style farming

木村式自然栽培

​木村式自然栽培と醸造の愛称

 なぜ、これだけ濃潤でイヤ味がないお酒ができるのか?

最大の特徴は「木村式自然栽培」という肥料、農薬、除草剤など外から持ち込むもの一切使わず、土と水の中にある有機物無機物と微生物によって作物の力を最大限引き出し健康で元気な作物を作る農法にあります。

 

糀菌や酵母が農薬や化学肥料などが入っていないお米のデンプンを純粋な糖やアルコールに変化させ、様々な発酵を通して奥深い味を醸し出すのです。これは焼酎についても同様です。

1.純米「ありがとう」あけぼのという、米の種類はモチ米を交配させていない純粋の「うるち米」で粒は少し大きめでデンプン質部分が大きくお酒造りには適する者として選んでいる、硬質の晩成種です。関西以西の湿潤多雨の気候に適した飯米で我が、徳島県では40年ほど前の主流品種でした。(今は、モチ米を交配した、お米お米が主流になっています。)

酒質は、重厚で濃潤、アルコール同数も18度を超える本格派です。

 2.純米ありがとう、山田錦

こちらは、酒米として開発された、大粒でデンプン量が非常に多い品種です。背丈が高いだけ倒壊しやすく、耕作が大変難しい品種です。酒質は香り味とも品格のある濃潤旨口に仕上がっています。 両方とも、甘さと辛さが同居し、後口の良さがどのお酒に比べても特徴と言えるでしょう。日本酒本来の「甘さ、喉ごしの良さ」「コハク酸や、リンゴ酸の香り」は女性に人気の一品です。料理を食ってしまうかもしれないほど、好酒家にはおすすめです。

 3.酒粕使用本格米焼酎もったいない

 ありがとう山田錦の酒粕を一部使用し、あけぼのとミックスした本格米焼酎です。通常の米焼酎はおとなしくて焼酎通にはあまり人気がないのですが、酒粕を使うことによりパンチの効いた味が特徴です。

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平成27年8月28日徳島酒造組合において、高松国税局鑑定官室・山脇室長、徳島県工業技術センター岩田専門技術員の「本格米焼酎・お日様」「本格芋焼酎・お尊様」の鑑定の結果を記します。

❋山脇鑑定官室室長

もったいないは香りが良い。酒粕入り焼酎と書いてあるが、酒粕を全く感じない。しかし、逆に酒粕が入ることによって米焼酎単独では味わえない味の深み・厚みを感じる。

私は酒粕の匂いが嫌いなので、このような味になって良かったと思う。

面白い商品になるでしょう。

お尊様は芋の良い香りはあるがおとなしい。甘みはあるが少なく、すっきり感がある。

 

❋徳島県工業技術センター岩田専門技術員

もったいないは香りが非常に良い。個人的な感覚ではあるが、泡盛と通じる部分がある。まだ少し若い感はあるが、このままでも非常に良い印象を持つ。特に黄麹で仕込んだことによって柔らかさを感じる。本格的に商品化してください。3年物となった今年は良くなっているように思う。

「お尊様」 全体的な酒質としては良好。鳴門金時芋のパンチの利いた味とは違う スッキリ感がある。個人的にはもっと芋の匂いが出ても良いと思う。

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